戦後70年平頂山事件を通じて日中の歴史和解を考える 【弁護士 大江 京子】 平頂山事件とは、1932年9月16日、中国東北部撫順市近郊の平頂山地区において、旧日本軍(独立守備隊第2大隊第2中隊)が、『匪賊』の通過を知りながら通報しないのは平頂山住民が匪賊に通じているからだとして、報復のために無… ≫続きを読む
久しぶりに事務所復帰 【弁護士 中西 一裕】 2011年1月から2013年5月まで日本弁護士連合会の役員(事務次長)を勤めた後、その年の9月から今年の7月15日まで日弁連からの出向で任期付き公務員として法科大学院や司法試験、司法修習といった法曹養成制度の改善・改革… ≫続きを読む
平和的な抗議の力。グローリー明日への行進を観て思うこと 【弁護士 仲里 歌織】 先日、キング牧師を中心としたアメリカでの公民権運動を描く映画「グローリー 明日への行進」を観てきました。 暴力での不当な排除を前に、自由・権利を求めて何度でも非暴力を手段として立ち上がる人々の姿に、心からの尊敬の念を… ≫続きを読む
法律事務所と公証役場 【弁護士 山添 健之】 皆様は、「公証役場」という機関をご存じでしょうか。公証役場は、「公証人法」という法律にもとづき、全国に約300カ所設置されている公的機関であり、「公証人」という法律の専門知識を有している方々(多くは裁判官、検察官を退官… ≫続きを読む
法律上の定義とマスコミ用語 【弁護士 高木 一昌】 新聞の事件報道などでは「◯◯被告に対して、懲役◯年の判決が言い渡されました」という表現をよく目にします。 しかし,刑事法上は,「被告」ではなく,「被告人」が正しい表現なんですよね。ですので,我々法律実務… ≫続きを読む
戦争をしない国であり続けたい 【弁護士 清水 千晶】 昨年12月、テレビ番組の中で、俳優の宝田明氏が戦争の悲惨さについて語っていらした。氏が出演した映画のゴジラは核実験の影響で誕生した怪物であり、核実験への批判が込められていることや、氏が主演するミュージカル劇「葉っぱのフ… ≫続きを読む
子どもは誰のもの? 【弁護士 坂本 隆浩】 <子どもをめぐる事件ってなに?> 当事務所では,身近な法律問題について知ってもらおうという法律連続フォーラムという企画を開催しています。私も「家事事件-子どもはだれのもの?子の奪い合い・親権者変更・面会交流をめぐって」… ≫続きを読む
教育「スタンダード」の違和感 【弁護士 伊藤 真樹子】 最近、「学力スタンダード」、「授業スタンダード」、「学びのスタンダード」など、教育の様々な現場で、「スタンダード」なるものが導入されていることを耳にします。 これは、教育委員会などが、教育において「求め… ≫続きを読む
子どもの貧困 【弁護士 仲里 歌織】 2013年に厚労省が発表したデータによると、子どもの相対的貧困率は、16.3%。 数字にして、6人に1人、日本全体では約325万人の子どもたちが貧困状況にあることになります。 2013年12月にユニセフが「先進国に… ≫続きを読む
ふなっしーの時給は最低賃金違反? 【弁護士 田村 文佳】 先日、友人と「ふなっしーって、時給274円らしいよ」と話をしていたところ、「それって、最低賃金違反じゃないの?」と言われました。 「ふなっしー」といえば、千葉県船橋市の名産品梨をモチーフにした船橋市゛非… ≫続きを読む