戦後70年平頂山事件を通じて日中の歴史和解を考える 【弁護士 大江 京子】

 平頂山事件とは、1932年9月16日、中国東北部撫順市近郊の平頂山地区において、旧日本軍(独立守備隊第2大隊第2中隊)が、『匪賊』の通過を知りながら通報しないのは平頂山住民が匪賊に通じているからだとして、報復のために無…

平和的な抗議の力。グローリー明日への行進を観て思うこと 【弁護士 仲里 歌織】

 先日、キング牧師を中心としたアメリカでの公民権運動を描く映画「グローリー 明日への行進」を観てきました。  暴力での不当な排除を前に、自由・権利を求めて何度でも非暴力を手段として立ち上がる人々の姿に、心からの尊敬の念を…

戦争をしない国であり続けたい 【弁護士 清水 千晶】

 昨年12月、テレビ番組の中で、俳優の宝田明氏が戦争の悲惨さについて語っていらした。氏が出演した映画のゴジラは核実験の影響で誕生した怪物であり、核実験への批判が込められていることや、氏が主演するミュージカル劇「葉っぱのフ…

教育「スタンダード」の違和感 【弁護士 伊藤 真樹子】

 最近、「学力スタンダード」、「授業スタンダード」、「学びのスタンダード」など、教育の様々な現場で、「スタンダード」なるものが導入されていることを耳にします。    これは、教育委員会などが、教育において「求め…