介護労働ホットライン実行委員会は昨年10月と今年2月に電話相談「介護労働ホットライン」を開設しました。短期間の取り組みでしたが、弁護士と市民活動団体の協働により、全国の介護現場で働く人たちから低賃金、サービス残業などを中心にさまざまな課題が寄せられました。
介護保険サービスの主力である介護労働者は約160万人で、2025年までにあと100万人は増やす必要があると推計されています。
10月16日のミニ・シンポジウムは、介護現場で働く人だけでなく、介護を必要とする人、介護する人も含めた私たちの課題だという視点で企画しました。
ゲストには、『家事労働ハラスメント』(岩波新書)の著者でもある竹信三恵子・和光大学教授、介護現場で働く人の労働組合である日本介護クラフトユニオンの染川朗・事務局長においでいただき、介護労働の課題、介護労働者の要望を共有したいと願っています。
多くのみなさんのご参加をお待ちしています!
日時 2014年10月16日(木)18時30分~20時30分
会場 東京ウィメンズプラザ視聴覚室(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
・講演「ケア労働のブラック化と家事ハラ社会」竹信 三恵子 さん(和光大学教授)
・報告「介護従事者が求める処遇改善とは」染川 朗 さん(UAゼンセン日本介護クラフトユニオン事務局長)
・「介護労働ホットライン」報告(介護労働ホットライン実行委員会)