【シンポジウム】おかしくない?投票できても声は出せない ~どうなる高校生の政治参加~

高校生の政治活動の自由について、文科省は新たに通知等を出し、高校生の政治活動を全面的に禁止していた旧通達を廃止しました。

しかし、その内容は学内においては「政治的活動」を禁止し、学外においても届出制を許容する等、政治活動の自由や思想良心の自由等の観点から問題のあるものです。

文科省が定義する「政治的活動」の範囲は広く、届出制が導入されれば、シンポジウムへの参加や、演劇の観劇もテーマによっては学校に事前に届け出なければならないことになりかねません。また、「学校で『学費無料を!』と訴えたらダメなの?」、「Twitterやインスタもチェックされるの?」など、疑問や不安の声が聞こえてきます。

現役高校生・高校教諭・大学教授とともに、この問題について考え、特に「届出制」の問題点を明確にするために、シンポジウムを開催いたします。

ぜひご参加頂ければ幸いです。

開催日時 2016年6月1日(水)

開場 午後6時15分

開演 午後6時30分~午後8時30分

場  所 弁護士会館 2F クレオA

(最寄り駅:霞ヶ関駅B1出口直結)

入場料 入場無料

予  約 予約不要

内  容

第1部 問題提起

「高校生の政治活動をめぐり、今、何が起きているのか」

仲里歌織(弁護士)

第2部 話題提供

荒牧重人氏(山梨学院大学教授)

広田照幸氏(日本大学教授)

学生(現役高校生、18歳・19歳の卒業生)

高校教諭

主  催 東京弁護士会

共  催 日本弁護士連合会

問合せ先 東京弁護士会 人権課 03-3581-2205