本年10月4日に無実の死刑囚、奥西勝さんが八王子刑務所でお亡くなりになりました。89歳でした。
半世紀以上無実を訴え続けてきた奥西さん、どんなにか無念だったでしょう。
一審無罪、二審逆転死刑、再審開始、その取消、最高裁が審理のやり直しを命じるというように司法に翻弄され続けてきたのです。
無実を示す多数の証拠があったのも関わらず、裁判所は単なる可能性や推論でその証拠を切り捨ててきました。検察官は無罪証拠を隠したままです。
日本の刑事司法は「国家による殺人」をおかしたといっても過言ではありません。
皆さん、奥西勝さんを忘れないでください。
11月に奥西勝さんの妹さん、岡美代子さんが再審申立をしました。
皆さんの変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。